ねこ

山田18歳、慢性腎不全で点滴生活がはじまりました

記事内に広告が含まれています。

しばらくお顔をアップしていなかったわが家の飼い猫、山田さん(18歳)近影です。

便りのないのは良い便り。

ということで、つい半月ほど前までは食欲旺盛でゴハンの時間がくると鳴き叫びまくり、若い猫のように部屋中を走り回る、長年変わらない生活を送っていました。

が、ひさびさに頼りがあるということは、あまり良くない頼り。

ここへ来て急速に老化が始まりました。

後ろ足を引きずるようになったのです。

食欲も落ちてきました。

動物病院へ連れて行き、血液検査をしてもらうと腎臓関連の数値がきわめて悪く「慢性腎不全」と診断されました。

数値を少しかいつまむと

BUN 140.0mg/dl(正常17.6~32.8)
CRE 8.77mg/dl(正常0.90~2.10)

専門的なことは分かりませんが、正常値の範囲から大きく逸脱していることは分かります。

腎臓の機能がかなり失われているため、それを補うため皮下点滴(皮下輸液)が必要との診断を受けました。

山田は長年健康だった(健康そうに見えていた)だけに、初めての大病診断に私も妻もショックでした。

年老いた猫にとって慢性腎不全は避けて通れないほどのメジャーな病気だそうですが、老猫と付き合うはこういうことなんだな……と初めて実感。

対処すべきことは色々あるので、落ち込んでばかりもいられません。

まずやるべきことは継続的な皮下点滴。

文字通り、皮の下に注射をして点滴。

下の画像は、見慣れていない人には少し衝撃的ですが、毎年のワクチン注射もこんな感じで針を刺しているので、その点では似ています。

数分ほど刺しっぱなしで、点滴が体に取り込まれるまで待ちます。

……と文で書くと簡単ですが、山田は大の注射ギライ。

暴れるやら泣き叫ぶやらで保定も一苦労。

動物病院でやってもらうならまだしも、これを自宅でもやらねばなので(病院がお休みの年末年始をはさみますから…!)、私達シロート夫婦には並々ならぬプレッシャーと責任がのしかかっています。

↑注射をイヤがってキャリーケースの奥にピッタリ吸い付く山田さん。

点滴をはじめてから数日は、食欲もかなり落ち込み、足のヨロヨロも随分進行、段差も登れず、常にしんどそうで寝床でずっと寝ているだけの日々に。

もしかしたら年を越せないかも…と感じるほど不安でした。

が、毎日1週間ほど皮下点滴を続けたところ(処方されたクスリ2種類も与えています)、元通りとはいかないまでも、顔もシャキっとしてきて部屋中ヒョコヒョコ意欲的に歩き回れるように。

飼い主に対して、メシくれ&構ってくれの鳴き攻撃を繰り広げるほどに回復してきて「おお!」と感動。

ひとまずは元気に新年を迎えられそうです。

先代猫ケミィ(享年14歳)は元気なまま突然ポックリ死んでしまったので、老猫の病気ケアは今回が初めて。

猫は少しずつ…ではなく、大きな段差をガクンと落ちるように急激に老いが始まるとウワサには聞いていましたが、これがまさにそれかと実感させられました。

今の治療をどれくらいのペースで続けるか等、新年以降も課題は山積みではありますが、ひとまずはシロート飼い主による目先の自宅点滴をなんとか…なんとか乗り切らねば!

コメント

タイトルとURLをコピーしました