
先日、TOMIXからサロンカーなにわの製品化が発表されました。
といっても、リニューアル等の目立った改修は無さそうで、品番も前回品と同じ92819。なので、ほぼ再生産ですね。
1983年にデビューしたサロンカーなにわは、国鉄・JRの歴代ジョイフルトレインの中でも群を抜く長寿を誇る、まさに超ベテラン客車。関西ではおなじみの顔でしたが、残念ながら先日(2025年夏)ついに引退してしまいました。
今年上半期の団臨ツアー連発や、京都鉄道博物館での展示会(上の写真)など、引退フラグは続々立っていたので、TOMIXからさよならに合わせてフルリニューアルで登場時・改装後の2バリエーション製品化されるのでは!? ……なんて淡い期待を抱いていましたが、なかなか望みどおりには行きませんね。
サロンカーなにわのNゲージは、古くからTOMIXで製品化されていたものの、縁がなく、長らく未購入のまま。
マイクロエースのあすかを手に入れて機関車が増え始めたあたりから、「やっぱり関西ジョイフルトレイン勢としては、なにわは欠かせないな!」と思うようになりましたが、古い仕様も残る製品なので「どうせならリニューアルを待つぜ!」と待ち続けた結果、今に至ります。
引退直後のタイミングでも再生産ということは、もう今後リニューアルの可能性は低そう? もしあるとしてもこの再販(2026年4月予定)からさらに何年か後でしょう。
私も人生折り返しを過ぎ、そろそろ終活もチラつく年になってきたので、少しでも長く楽しむなら今回が腹の決めどころ。
最近とんと再販されない登場時のゴールデンなにわも見たかったですが、金色帯はハゲがちで(最近の塗装技術ではどうかわかりませんが昔のブルトレ帯はよくハゲてました)、模型的にはイエロー帯のほうが映えますしね。
また、このご時世、金型からフルリニューアルとなると高価格化は避けられないので、TOMIX的にはその辺りも考慮されたのかもしれませんね。
そんな TOMIX サロンカーなにわ(品番92819)は、定価21,450円(税込)で 2026年4月頃発売予定。実売なら15,000円~ほどと、昨今の高額なNゲージの中では手を出しやすい価格帯ですね。



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