
もう少し経過を多めに書こうと思っていたら、あっという間に2ヶ月ほど過ぎてしまいました。
昨年末に慢性腎不全と診断されたわが家の飼い猫、山田18歳(♀)。
診断日から2ヶ月と半分が経ちますが、なんとか生きております。
懸念だったお正月休みの自宅での輸液(=皮下点滴の注射)は、3本中2本が成功。1本はどうしてもイヤがるのを制止できず、獣医さんに頼りました。
成功した2本も難なく注射できたわけではなく、逃げまどう山田をなんとかおさえながら偶然うまくいったようなもので、山田自身もわれら飼い主も注射バトルで疲労困憊。それ以降は動物病院で打ってもらっています。
最初は毎日だった輸液も、様子を見ながら1日おき、週2日、週1日へと減少。
※輸液の他に、2種類の薬も処方されています。
足の筋力の低下でヨロヨロ歩きですが、ひとりでトイレも行けるし、ゴハンも食べられるしと、まぁまぁ普通のねこらしい生活を送ってきました。

とはいえ、ずっと元気だったわけではなく、調子が良いときもあれば悪いときもあります。
不調が訪れるたび、われら飼い主は右往左往。
足のフラフラがひどくなって来た?
じゃあ輸液の回数を増やそう。薬を多めに処方してもらおう。
うちお腹ビチビチやねん?
それは冬の急激な寒さのせい?
じゃあ徹底的に暖房をかけまくろう。極力毛布にくるんでしまっちゃうおじさんになろう。
食欲が落ちてきた?
じゃあ、この際栄養バランスとか抜きで、とにかく食べてもらうためにもっと美味しそうなフードをさがそう。
低気圧のせい?
……うーん、これだけはどうしようもない!
※山田は元気なときも雨の日は寝てばかりだったので、おそらく低気圧に弱い
などなど。
とくに下痢~嘔吐のコンボは急激に体力を奪われ、見るからにヨロヨロになるので、寒さ対策には本当に力を入れてきました。
フラフラ低空飛行してる紙ヒコーキを、下から必死にフーフーしてる気分です。
そろそろ冬の寒さも抜けて、過ごしやすい気候になれば安定感も増すかも……と期待していましたが、ここへ来て深刻な食欲不振に陥ることもあり、まだまだ暗雲から逃げられそうにありません。
当初(12月中旬)の血液検査で、山田の腎臓の状態はステージ4相当と診断されていました。
3kgほどあった体重も今や2kgちょっと。
なでてあげても骨がゴツゴツ、ずいぶんやせました。
ネット検索したところ、腎不全ステージ4からの平均生存日数は約100日だとか。
今、山田は診断から約80日なので、上記の通りならさほど日は残されていません。
これを書いてる時点から約20日後、3月25日が山田の誕生日。
できれば19歳の誕生日を迎えさせてあげたい。
息が続く限り必死にフーフーしてみせます。
コメント