ここ最近とみにレトロゲーマーが大喜びな出来事が多い気がします。
最新作である「ドラクエ11」に完全ドット絵の2Dモードが搭載されたり、任天堂からはクラシックミニファミコンやミニスーファミが発売されたり(あ、ミニスーファミ予約してしまいました)、海外含めてインディーズゲームはもう数年前からドット絵風ゲームが盛んだし。
まもなく発売のゲームで、特に目を引いたレトロゲームが次の2本。
FC風アドベンチャー「偽りの黒真珠」
まずは3DSで秋発売予定のアドベンチャーゲーム「偽りの黒真珠」。
このPVの作り込みの凄さ!
主題歌まで用意されちゃってるし、2時間サスペンスドラマのオープニングですか!ってくらい気合い入りすぎててたまげました。
近鉄特急やらJR東海車両やら走ってくるので、それとなく西村京太郎感もあったりなかったり。
いや、私の心を掴んだのはそこではなくて。
キャラクターデザインが荒井清和!
漫画「べーしっ君」の作者や、ファミ通レビュアーの似顔絵描いてる人、って言ったほうが伝わるかもしれません。
荒井キャラのアドベンチャーゲームといえば、ファミコン版「オホーツクに消ゆ」。
そう、この「偽りの黒真珠」のスクリーンショット見ると、雰囲気は完全にオホーツクに消ゆ!シュン、ボス、ブラックジャック、バスタオルとれ!
当時オホーツクをたしなんだ者としては、コレだけで購買欲ゲージは急上昇。
ただ、シナリオが堀井雄二ってわけではないので(公開されていないので別の方でしょう)、肝心のお話が上手く出来てるかどうかは一番の心配材料ではありますね。
発売日は未定ですが、この秋配信予定とのこと。
価格は980円(税込)。失敗してもまぁ許されるかなーって部分もあるので、是非突撃してみたいと思います。
Switch「ペンギンくんギラギラWARS」
お次はSwitchで9/21発売の「ペンギンくんギラギラWARS」。
見た目はレトロを通り越して、完全に今風のゲームではありますが、「ペンギンくんWARS」の続編が21世紀に生まれるってことが私にとっては事件なのです。
知らない人も多いと思いますが「ペンギンくんWARS」は1985年にゲーセンで生まれたゲーム。
エアホッケーのように 1 vs 1 で大きな台を挟みます。ボール10個を投げ合って、相手の陣地に全部投げ込めば勝ちというルール。ドッジボールのようでもあります。
私が最初に触れたのは、MSXパソコンへの移植版。
今では当たり前のテレビにつなげて遊ぶゲームというものを、生まれて初めて遊んだのがこのMSX版の「ペンギンくんWARS」(と「忍者くん」)だったので、個人的にすごく特別な存在なのです。
ただ、これだけ見た目がリファインされると、たいてい「うーん、何か違うんだよなぁ…」と感じて手を出さないことが多いんですが、ギラギラWARSが私の心を掴んだもの、それは
BGMに「もっと接近しましょ」が使われていること!
80年代のアイドル、石川秀美の歌ですが、当時のMSX版やファミコン版にも使われていたテーマ曲。
当然JASRACが絡んでくるので、もろもろの面倒を避けるため、当たり障りのない別の曲に差し替えられるのがゲーム業界の常…かどうかはともかく、曲が差し替えられて「あぁ…」となったゲームは数知れず。
当時のPSGサウンドから大きくアレンジされてるものの、原作を遊んだ人にとってはこれだけで「でかした!」ですよ。
対人戦がアツいゲームなのでネット対戦が収録されているのも好印象。ただ、知名度的にマイナーゆえ過疎化の懸念もあったりなかったり。
価格は1,800円(税込)とイメージよりちょい高めなので迷うところですが、もっと接近しましょ税と考えるべきか…!
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