これぞ THE阪堺の存在感！鉄コレ阪堺モ161形を2種類ともにゲット！

鉄道コレクション阪堺電気軌道モ161形がジョーシンwebから到着。

発表されたときは雲塗装だけにしようと思っていたのに、気がついたら旧南海色ともども両方とも届いている！きっと妖精さんのイタズラにちがいない。そうにちがいない。

阪堺電車は大阪を走る路面電車。

なかでもモ161形は現役では日本最古参の路面電車。昭和3年生まれのお爺ちゃん電車がビシッ！と再現された鉄コレをザッとご紹介してみましょう。

パッケージ＆付属品

パッケージはおなじみの1両セットの箱。
　
付属シール。

シールは163号も166号も共通のものが封入されていました。

白いワンマンカーや入口・出口はカットするときにちょっと苦労しそうなので、事業者限定鉄コレのシールみたいにガイドラインが引いてあれば良かったかな。

広告は致し方ないとしても、行き先表示シールが全くないのはサビシイです。

また、動力ユニット（TM-TR04）を付ける際の補足説明が入っていました。

あとは展示用レールが付属。アンテナ等の別パーツは無いのでこのまま楽しめます。

ヘッドライトが冴える外観ビュー

車両を箱から取り出して見ると、これはまぎれもなく阪堺電車！

この二大スタンダード塗装だけで阪堺の存在感そこにあり。窓周りのゴテッとした造形も良い感じに再現されています。

個人的にグッと来たのがヘッドライト。

光らないんだけど今にも光りそうなレンズパーツがはめ込まれていて、実物以上にリアリティを感じました。（下の真正面からの写真のほうが伝わりやすいかも）

今年春に発売した広電651号のヘッドライトは、シルバー塗装にとどめられていたこともあって「おおっ」と感心。標識灯（テールライト）の質感もなかなか。

フロントビュー

真正面から（パンタ側）。

行き先は166号が「えびす町」、163号が「あびこ道」。

真正面から（逆側）。

163号の窓枠が若干かすれてる点に鉄コレの限界は感じるものの、造形は良く出来ていると思います。

ただ、166号の白い雲が描かれている下のグリーン塗装が盛り上がっているが気になりました（パンタ側の上写真のほうで目立ちます）。

おそらく白い雲を描く前段階の工程では意味のあることなんでしょうけど、こんもり感が見えるのはやや残念。雲そのものの輪郭はハッキリしていて良い感じなだけに。

排障器は凹面をスミ入れしてやると良い感じに仕上がりそうです。

サイドビュー

真横から。

163号。

163号、逆サイド。

166号。

166号、逆サイド。

側面の白い雲の周囲はまったく気にならず、良い感じに塗装（印刷）されています。

なにより鉄コレ広電651号のようにヘッドライトがお辞儀していなかったことにホッとひと安心。

屋根上ビュー

共通パーツかと思いきや、163号と166号でのベンチレータの数に違いが。

パンタグラフはプラ製ですが、昇降可能なのがちょっと嬉しい。

堺トラムと並べても楽しい

すでに発売中の最新鋭車「堺トラム」こと1001形と並べてみてもサマになるのが阪堺ジェネレーションの幅広さよ。

161形が発売されたことで、鉄コレの阪堺電車は4車種に（161形2種・1001形2種）。

最古参と最新鋭がそろったなら、その間を埋める351形や501形なんかも手元に置きたくなるのが人情。

んー、でもおかしいぞ。阪堺電車はそれほど熱心に集めるつもりは無かったのに、なぜか4種類すべて手元にある。さらに困ったことに満足度も高い。

きっと妖精さんの仕業にちがいない。そうにちがいない。