デジモノネット

NTTフレッツ(ASAHIネット)を解約、auひかり(So-net)に乗り換えたらプロバイダ料金が安くなった?

引っ越し
プロバイダを乗り換えました。

去年の暮れに訪問営業の人がやって来て「今より安くなりますよー」とそそのかされて。

訪問の人が来るときはなぜか忙しいタイミングが多くていつも断っていたのですが、その時はわりかしフリーだったので話を聞いてみたら不思議なことにトントンと契約してしまいました。

モノを買う時はネットでじっくり調べる傾向にある私ですが、回線契約は住居が対応していないなど環境にも大きく左右されるので気軽に選べないイメージがあります。

なので、今までも訪問の人が「マンションに光ケーブル入りましたよー」と声をかけてくれた時に動くことが大半でした。

前プロバイダ(ASAHIネット)が値上げしたばかりだったのでタイミング的にも丁度良いかなーと。

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ドコモユーザーなのにauひかりにしたよ

今回は、

大枠を NTTフレッツ光からauひかりに。

中身(プロバイダ)を ASAHIネットからSo-netに。

と、なかなか大胆な引っ越しになりました。

携帯電話はずっとNTTドコモを使ってるので選ぶなら「ドコモ光」だろ、とツッコミが入りそうです。

が、鳴り物入りで発表されたドコモ光、料金シミュレーションしてみると、私のようなFOMA最安プランで細々使い続けているような人間には何ひとつメリットがないガッカリ料金体系。

なら別にどこでも良いやと思っていたので、今まで縁もゆかりも無かったauですが、飛び込み営業の「安くなるよー」で即決。

切り替え工事はすごくスムーズ

これまで経験したプロバイダの変更はどれも苦難だらけでした。

20年ほど前の生まれたてのYahoo!BB(ADSL)を申し込んだら何ヶ月もの放置プレイ。

7年ほど前にNTTフレッツ光を申し込んだら光ケーブルが部屋にうまく通らなくて工事の人がサジを投げそうになるほど大苦戦(日を改めたりと長期戦でした)。

と、あまり良い思い出が無かったので、今の環境でうまく繋がってるなら極力乗り換えたくないのが正直なところでした。

が、今回はあきれるほどにアッサリ開通。

NTTの工事で苦労して通した光ケーブルを使うのかと思いきや「電話線でOKですよ」。これに一番驚きましたが、工事の人が来てわずか20分ほどでネット接続できるように。

いやはや、技術の進歩なんでしょうか。

モデム類が1つにまとまってスッキリ!

今回一番うれしかったのは実はコレかもしれない。
ASAHIネット・NTTフレッツ光のときのモデム群
コチラの写真は乗り換え前、NTTフレッツ光のときに使っていたモデム等の通信機器。

左端の黒いのは自前で用意した無線LANルーター。

合計4台もの機器が、朝も昼も夜もグリーンのランプをチカチカ光らせていました。そして背後のACアダプタのおびただしさったら!

それが、auひかりでは
so-net・auひかり移行後の通信機器
たった1台の機器にまとまってスッキリ!

NTTだから、auだからじゃなくて、単純に7年分の技術の進歩なんでしょう。

無線機能も備えているので、自前で買った無線LANルーターすら不要になってしまいました。

【2016/3/31追記】
この白い機器はWi-Fi機能付きでしたが、auひかりの契約で無線LAN機能はオプション契約になっていて毎月540円(税込)取られることが分かったので、0077-777に電話して無線LANオプションを解約。結局以前まで使っていたバッファローの黒い無線LANルーターをつなげて使っています。

1つにまとまって何が良いかって、4台分のACアダプタと電源タップとのやりくりを考えなくても良くなったのが素晴らしい!

電気代も微量ながら節約。

モデム類も長く使ってたら壊れるので、そろそろ手を打っておきたかったってのもプロバイダ乗り換えの理由だったりします。これでしばらくは安泰。

解約の申し込み期日には気をつけよう(自戒)

ネットにつながらない期間ができないためにも、前プロバイダの解約は新しい環境でネットにつながった後にしたほうが良いとされています。

わが家でもネット開通を確認した後に、

NTTフレッツ光電話で申請 0120-116116
ASAHIネット(webのフォームから申請)

の2カ所に解約の連絡を入れました(順序はどっちからでもOK)。

NTT側は即日解約できて当月分の料金は日割りでしたが(←NTTひかり電話の代金)、ASAHIネットは当月中に解約したければ15日までの申請が必要とのこと…!

ネットが開通した日は18日。ああ、翌月分も払わなきゃいかんのか、失敗した…。

もしこれからASAHIネットの解約を検討される方は、15日までに解約申請できるスケジュールを立てられることをオススメいたします。

料金はこれだけお安くなった

で、どれだけ安くなったのか。

  • NTT/Asahi: 5,229円
  • au/So-net: 3,404円

なんと、1,825円/月も安くなってる!

※両者ひかり電話込みの金額(基本料+オプション料)で通話料は除外。
※So-netのプランはマンションV16。

ただ、新しい価格もカラクリがあって「So-net 光 (auひかり)マンション 24カ月割引」が適用中。

2年だけ月々の料金から1,250円(税抜)が引かれているので、2年後以降は4,754円になる見込み。これでもNTT時代より約500円ほどお得な計算に。

突き詰めて調べればもっとお得な選択肢もありそうですが、現状維持を続けることを思えば向こう2年でも2,000円近く浮くのは有り難いです。

【2016/3/31訂正】
3月の請求書を見たら上で書いた額よりも大幅に値上がっていて「何事!?」と思ったら、プロバイダ料金(So-net)は一月遅れで請求されるとのこと。なので、上で書いたものからプロバイダ料金(割引後の2322円)を足したものが正しい総額でした。

安いと思ってたらぬか喜び。トホホ…。

てことで総額は、

  • NTT/Asahi: 5,229円
  • au/So-net: 5,169円

一応、60円ばかし安くなってますが、もうほぼ同じですね。

初期オプション等を自力で解約しなければ上回っていました。

「安くなるよ」の言葉はウソでは無いものの、納得できるほどではなくムムゥ…と言ったところ。

プロバイダ側での割引「So-net 光 (auひかり)マンション 24カ月割引」(1,250円/月)が2年間続くとはいえ、au側で初回2年間は工事費1250円/月が入るので、結局これらで相殺されてることになるので、2年後以降もおそらく変わらない価格のまま続くはず。

抱き合わせのオプション解約には気をつけたい

携帯電話の契約よろしく、auひかり契約時に抱き合わせのオプションがいろいろ付いてきました。

auひかり、というよりSo-net側のオプションなんですが、

  • 360円/月「So-net つながる機器補償」2カ月無料
  • 300円/月「So-net 安心サポート」2カ月無料
  • 500円/月「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」24カ月無料

これら3つが設定されていました。

無料期限を過ぎると上乗せされちゃうので、そそくさとSo-netのマイページから解約。

こういうのって解約するのが面倒だからそのまま放っておいて搾り取られちゃうパターンを狙ってるんですよね。プロバイダや携帯電話を契約してしばらくは明細のチェックは欠かせません。

うっかり忘れそうなキャッシュバック

最後に釣られたのがキャッシュバック。

わが家の場合は1万円ほど貰えるらしいのですが、こちらにもちょっとした落とし穴が。

受け取り可能になるのは約3か月後

しかも、自分でSo-netのマイページにログインして「受け取る」手続きを45日以内にこなさなければなりません。自動振り込みもやってくれません。ケチ!

契約してすぐに解約しちゃう悪質な客を防ぐ意味もあるんでしょうけれど、忘れてしまってキャッシュバックがお流れになるパターンも同時に狙ってるんでしょう。

スマホのスケジュールアプリに「キャッシュバック忘れるな」と入力して、受け取り可能日に通知してもらうよう設定しておきました。これで万全なはず。

おわりに

プロバイダ選びは本気で調べればもっとお得なプランがあるかもしれませんが、今回は訪問営業の人経由での申し込みのケースでした。

ただ、今回のauひかり/So-netも2年経てば月額料金が上がって(戻って)しまうので、そのタイミングが近付いたら再び乗り換えを検討するのもありかもしれません。

が、回線契約って一度決めたら腰が重くなっちゃうのが本当に難点。

ネット接続も安定していたら尚のこと「今のままで良いや」となりそうなのはこれまでの自分を振り返れば明らか。2年後までに目が飛び出るほどお得なプランに出会えたら頑張れる…かも?

【追記2016/3/31】
「安くなるよー」の言葉に流されたものの、料金はほとんど変わってなくて残念。回線自体はASAHIネットの頃に比べたら(まだ引っ越しから3ヶ月ですが)安定感はあるし、ルーター等の設置場所も前より取り回しがしやすくなったので、悪くは無いんですけどね。

もし訪問営業がやって来て申し込む気になっても、一度持ち帰ってインターネット等で料金プランをよくよく精査されることをオススメします。

でも、プロバイダ料金って本当に複雑なので(巧妙なキャンペーンもあったり、住居形態によって異なるし、請求書詳細まで書かれていないことも多い)、ちょっと読んだだけでは全貌が把握できないのが大変なんですよね。

コメント

  1. Bryan より:

    このページは参考になりました! ありがとうございます!

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